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2006年5月 1日 (月)

幻想交響曲

みなさん、こんばんは。ベルリオーズの幻想交響曲はとても印象深い曲です。これにはストーリーがあります。若い芸術家が恋の悩みから阿片を飲んで自殺を図ります。しかしながら死には至らずに昏睡状態の中でみた夢を見る・・・

という感じでその夢が曲になっています。第1楽章から第5楽章まであり、常にこの若い芸術家の恋人を表す主題が形を変えて出てきます。

モーツアルトの交響曲などからすると全く異質ですが、この青年芸術家の思いがよく描かれています。私は第2楽章の舞踏会のワルツが好きで、実際に踊っている光景、舞踏会の鮮やかな色彩が目に浮かびます。その中で恋人が踊っているのを見つけてまさに釘付けの僅かな時間が経過した後は踊りの雑踏の中に恋人が紛れてしまう・・・・

これはベルリオーズの実体験(阿片を服用したのかどうか不明ですが)のようで、実際にはベルリオーズは恋人と結婚することになりますがその結末は不幸な結果に終わっているそうです。

話を交響曲に戻すと、若い芸術家は恋人を殺害してしまい、ギロチンにかけられる(第4楽章)、いわゆる死後の世界で変わり果てた恋人の姿を見る(第5楽章)と色々なパターンが表現されています。

ちょっと毛色の変わったものですが、なぜか印象に残っています。

Photo_12






 

またミッシェルポルナレフのラース家の舞踏会という歌を聴くとなぜか幻想交響曲を連想してしまいます。

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コメント

こんにちは。そうですね、私も若い頃に恋の物語性に、
しかも作曲家自身の体験による交響曲という点に心を
惹かれてよく聴いたものです。特別の想いがありますね。
ミュンシュ/パリ管弦楽団のLPを持っています。
パリ管の豊かな色彩とミュンシュの情熱的エネルギーの
生み出した名演だった思います。

投稿: | 2006年5月 5日 (金) 09時42分

丘さん、こんにちは。
そういわれてみれば、これはフランスの作品でしたね。フランス人はドイツからみるとまさに異星人(笑)で、あの一貫性がない、天衣無縫な慣性が理解できるのはやはりフランス人しかいません(笑)

たとえば、数の数え方でも1~60までは普通ですが70は

60+10

80は

60+20

ではなく

20×4

従って85は

20×4+5

というロジックが頭にあります。

今度フランスのオケで聴いてみます(^_^;)

これは27歳の時の曲でベートーベンの9番と3年しか違わないんですね。

ベルリオーズは1803年の生まれまので2003年が生誕200年だったんですね(知らなかった・・・(^_^;))

投稿: 小林二郎 | 2006年5月 5日 (金) 10時44分

フランスの数の数え方。ヘ~、そうだったんですか!
ベルリオーズの生誕200年も。何かイヴェントありました?
そういえば、ベルリオーズの作品、あまり思い付きません。
「ローマの謝肉祭」を思い出すのに大分かかりました^_^;。
「ファウストの劫罰」もありましたね。
「劇的交響曲、ロメオとジュリエット」のLPを持っていますが聞かずじまいです。

投稿: | 2006年5月 5日 (金) 12時10分

丘さん、こんにちは。
面白い数の数え方をするでしょう。こういうロジックが頭に入っていると引き算ができないですね。

85-76

なんて引き算は簡単にできますが、彼らのロジックは

(20×4+5)-(60+16)

となるのでなかなか暗算で引き算をすることができません(笑)

おそらくフランス本国では生誕200年のイベントがあったのではないかと思いますが、日本では映画の音楽で有名になったのでなければやはりマイナーな作曲家なので盛り上がらなかったのかもしれません。

投稿: 小林二郎 | 2006年5月 5日 (金) 18時32分

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