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2007年4月25日 (水)

良い曲と売れる曲

みなさん、こんばんは、モーツアルトのピアノ協奏曲は全部で27番まであり、作品の完成度は最後の方が高いと言われます。ところがモーツアルトがもっとも人気の高かった時というのは14番~19番を書いている辺りだったそうです。もちろんこれらも良い曲で絶頂期に作っているという先入観があるせいか輝かしい印象があります。この曲を持ってしても最後の方の協奏曲と比べると深みやスケールではやはり最後の方の曲のほうが良いです。(とはいうものの私はこっちの10番台もよく聴きますし、これを聴くと幸せな気分になります)

では最後の方の協奏曲を作っていた頃のモーツアルトはどういう状況だったのでしょうか?

今までは

モーツアルトの演奏会を1784年●月●日に開催します・・・・

というと今でいうチケットピアがあったら(^_^;)、電話は絶対に繋がらないくらいあっというまにチケットは完売だったでしょう。

ところが最後の方は既にモーツアルトの人気は凋落しており、特に24番なんかは全然ウィーンの聴衆には好まれなかったそうです。また26番のあの輝かしい戴冠式はこれも不発(おそらく人気絶頂時代の曲調に戻したのかもしれません)でした。

ようするにこれらの名曲は当時では「売れない曲」でした。まあ、私がタイムマシンを作って当時の失意のどん底にあったモーツアルトに

この曲はあなたの時代では売れないけどその後みんなから愛される曲になるよ~

といってもモーツアルトが喜ぶかどうかわかりませんが、売れる曲と良い曲は違うみたいですね。これはいつの時代でもこういうことがあり、今でもセールスはあるけど曲名を聞いて

何それ・・・・・(^_^;)

というものもあれば、セールス的にはイマイチだけど良い曲というもの確実にあります。

曲を供給するほうからみるとセールスも大切ですが、やはりじっくりと中味のある楽曲を私達に提供して欲しいものです。

最近ビクターが松下電器の傘下から外れてファンドに株主が移るようで、ビクターの関係するレコード会社などの動向が気になります。

まあ、私が望むことはくれぐれもセールスとは年間のCDのリリース数などを機械的に判断して変なリストラはしないでほしいと思います。

当時売れなかったモーツアルトの曲のように後年にその良さを理解できるという能力も人間にはあるのですからね。

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