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2013年7月30日 (火)

別れ

みなさん、こんばんは。
今日は先日お別れしなければならなかった人のためにバッハのカンタータを聴いています。
人の人生には出会いがあれば必ず別れがあります。これはどんなに密接な間柄でも例外はありません。人の命に限りがある限り必ず別れがあります。

まあ、改めていうまでもことはありませんが・・・・・・

私は音楽は好きですがそれでも音楽の歴史に詳しいとかバッハの生涯が詳しいとかいうわけではなく基本的に聴くのが好きなのですね。それが去年の4月のモーツアルトのレクイエムに合唱として参加させて頂いたのですが、レクイエムは好きな曲なので多くの回数を聴いていますがこれを演奏する側にはいたことはなく、楽譜も見るのはこの時が初めてでした。

まあそうはいっても私がモーツアルトのように音楽に天才的な才能があれば問題はないのですが聴くのが好きな奴が間違って演奏サイドに紛れ込んだという感じなのですね。
楽譜のページが変わるとどこを演奏しているのかわからなくなってしまうレベルなんですよね。

普通の感覚だとこのレベルではいくら好きといっても足手まといになるので参加などできるわけでもないのですが、このオケを指揮されているマルグリットフランス先生は快く私の参加を認めてくれました。レクイエムは元々東日本大震災で犠牲になった方々の鎮魂のためのものなのですが私は別の想いがあり、先に天に召された私の愛すべき人達のために精一杯(下手でも)歌おうと思っていました。この想いをマルグリット先生にぶつけマルグリット先生はこれを受け止めてくれました。

レクイエムの演奏が終わった時には私に声をかけてくれて、小林さん(本名は小林ではないので本名でした)、きっと伝わっていますよと言ってくれました。

レクイエムは良い時間を過ごすことができました。

去年のクリスマスにはキリストの幼時を演奏し、これにも合唱として参加しました。ところが
ずっと入院していたので下手な上に練習不足で歌うことができないのでこれは足手まとい以外の何者でもないということで、参加を辞退しました。ところが歌える部分だけ歌えばいいということで参加させて頂きました。退院して復帰一日目にはマルグリット先生がみんなに

小林さん(本名は違うんですが(^_^;))が帰ってきました。良かったですね~

と告げてくれました。

ところがそのマグリット先生が先週金曜日に天に召されました、

私はマルグリット先生とはそれほど長い時間ご一緒したわけではありませんが、音楽に向き合う姿勢を教えてくれました。

スキルはそれほど重要ではない。大切なのは音楽が好きなこと
そんな演奏ではモーツアルトが墓から出てきて怒りますよ!

マルグリット先生は私のような単なる音楽好きではなくプロの音楽家で楽譜を見ただけで曲や音色が浮かぶとおっしゃっていました。これから私自身が音楽に関わる先に色々と教えを請うと思っていました。オーケストラで必要な楽器はできませんが、ヘンデルやテレマンのリコーダーソナタなんかやってみたいと思っていました。この辺りのこともマルグリット先生に教えて欲しかったと思います。

個人的にはどうして良い人ほど天に召されるのかと思いますね。

死後の世界というのはあるのかないのかわかりませんが願わくば向こうの世界でモーツアルトやバッハと音楽について今頃語っているといいな~

マルグリット先生のご冥福を心からお祈りするとともに、たくさんの感謝をありがとうを申し上げます。私もそっちへ行ったら合唱のメンバーの声をかけてくださいね。

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