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2013年11月18日 (月)

異教徒ですが・・・その2

みなさん、こんばんは。
最近マタイ受難曲をまじめに聴く時間が長くなりました。歌詞はドイツ語ですが私はドイツ語には全く縁がなくはっきりいって全然わかりません。

そこでカールリヒター指揮のマタイ受難曲で逐一ドイツ語の歌詞が出て日本語の対訳が出ているものをみながらお勉強しています。まだ二部はお勉強が足りませんが一部はけっこう聴きました。

マタイ受難曲はマタイの福音書に基づいてバッハが作曲したものでイエス様の受難を表しています。イエス様の受難とは人類の罪を一身に背負って十字架に磔になり命を落とすことによって人類の罪を許してもらうという内容です。

簡単にいうと第一部はイエス様がそのときがきた、人の子は、十字架につけられるためにひき渡される。そこに清らかなコラールが所々に流れ

イエス様がそのようなむごい罰を受けるような罪をどうしてしたのでしょうか

ということやイエス様を称える歌とか、イエス様を殺そうとする人間たちをイエス様に慈悲と愛情をもって育てられた子供がこの親を殺そうとしています。この子は蛇になってしまいました。と嘆く内容であったりしますがコラールは美しいです。コラールは時間の経過とともに起こることの間に挟まれます。

イエス様をどうやって殺そうか相談している為政者たち、ユダがイエス様を売りますがその報酬はいくらもらえますか?などという時間の進行の間に美しい曲が流れます。

1部はイエス様が自分自身の運命を語り、その仕打ちに対する理不尽さを嘆く、あるいは今までイエス様がなさったことを称えるというような内容になります。

その後ユダが手引きした軍勢にイエス様がとらえられ、裁判が行われます。
そこには嘘の承認、証言などがはかられますがイエス様が人の子が雲に乗って
現れるというと為政者は紙を冒涜したと言い放ち民衆はイエス様を殴ります。

その時に(お前が神の子なら)殴った奴が誰か当ててみろと何度も繰り返します。

ここまでで当時の為政者が謀略でイエス様を死刑にしたのかと思っていましたが実際に死刑にして手を下したのはイエス様が慈愛をもって接した民衆でした。祭りのしきたりで
釈放する決める時にイエス様とバラバという罪人とどっちを釈放して欲しいのか?

というと民衆が大声で

バラバー

というのはぞっとしました。

ところがイエス様はこの一連のことは予めご存じでそこには恨みはありません。

この民衆やコラールやアリアでイエス様を称える人たちの罪を一身に背負って命を落とされるのですね。

とここまで書いて念のためですが私はクリスチャンではありません。クリスチャンっぽい文章ですがクリスチャンではなく浄土真宗です(^_^;)

マタイ受難曲の一曲目があの十字架にかかって命を落とされた人の忍耐をみなさいという内容の歌詞があります。堪え忍ぶことを表す言葉が所々にでてきます。

私たちは十字架の刑というのはあまり知らないのですが、これは手と足を釘を打ち付けて固定して十字架を立てます。十字架にかかった人は即死はしないで長い時間かけて窒息死するそうです。イエス様の場合も絶命するまで数時間かかったそうです。

その間の苦しみに耐えたイエス様をみなさい・・・・人間を救うためにご自身が十字架で命を落とすということを知りつつそれを避けずに自ら苦痛の中で命を落とされた

ということなんですね。

美しいコラールを歌う合唱、残酷な民衆で

死に値する
十字架にかけろ!

という口々に叫ぶ人たちを同じメンバーで歌っているみたいです。

2部はお勉強不足でさらっとしかかけませんが、内容を理解すればするほど厳しい作品になりますが、私はクリスチャンではなくこの曲でイエス様のなさったことを賞賛するのではなく純粋にバッハの作品を味わうというスタンスですが内容は重いですね。

これを聴いて一つだけ異教徒の疑問があります。

イエス様は人間に対して慈愛をもって接してくださいました。パウロが裁判の時に自分の身かわいさにイエス様のことをしらないと3度否定することもしっていましたがそれを避難するわけではありませんし、自身を十字架にかけろといって十字架にかけた民衆たちの罪を背負いました。しかしながらユダの罪は許されなかったのかと思います。

ユダには本人にむかって

だが、人の子を裏切るその者は不幸だ!
生まれなかった方が、その者のためによかった。

と恨みを持たずに淡々といわれるとコワイものがありますが、ユダだけの罪はイエス様は背負わなかったのですね。

私はイエス様を売り渡したユダよりもイエス様を十字架にかけて絶命させた民衆の方が罪が重いと思うんですけどね・・・・まあ異教徒の戯言ということで・・・(^_^;)

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