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2014年3月13日 (木)

4番目のマタイ受難曲

みなさん、こんにちは
マタイ受難曲は主にカールリヒター指揮のものをよく聴くのですが先日新しいCDを購入しました。FABIAN RECORDというところのマタイ受難曲です。

6113

このマタイ受難曲は4番目のCDです。

カールリヒター指揮との比較ですがテンポ良く進んでいきます。響きを多少押さえてるようで
音が貧弱というよりは聴きやすくライブ感がまします。それぞれのパートの音もクリアーに聴きやすいです。

全員の合唱はバランスが良いです。レクイエムの中にAgnus deiというものがありますがこれは神の生け贄の子羊という意味で元々はイエス様のことをいいます。人類全員の罪を背負って十字架にかけられ絶命したイエス様を子羊に例えています。マタイ受難曲の第一曲目でもあの生け贄の子羊のように

犠牲として、十字架に架けられた御方よ

と歌われています。

このFABIANはヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調とバッハの宗教曲勢揃いです。

カールリヒター指揮のマタイ受難曲は聴いていて胸が痛くなります。特にイエス様を慕う人達が

いったいイエス様はどんな悪いことをされたのでしょうか・・・・
というような残念な気持ちやイエス様が十字架にかけられて苦しみに耐えている様を想像しますが、このCD はそこまで想像しません。

このマタイ受難曲は曲としてそれほど重くなく聴くことができます。

ライブの録音というのも臨場感があっていいですね~

受難曲はイエス様一人が全ての人類の罪を背負ったという流れを表したものであるのでサラッとした方がいいのか、あるいはそういう理不尽なことをいやがらずにイエス様は聖書の予言を実現するために進んで十字架にかかりイエス様を慕う人の残念な心情やイエス様に嫉妬を持った人達の意地悪いものを詳細に描写したほうがいいのかという解釈が違うかもしれません。この意地の悪さは以前上岡龍太郎さんが現役だったころに未来がわかるという占い師の人をいきなり叩いてそれをよけることができなかったので

あなたは未来はわからない

といった下りを思い出します。

イエス様の歌い手はバスですがカールリヒター指揮のソリストのほうがイエス様という感じがします。FABIANのイエス様はちょっと物足りないです。イエス様の私のイメージからすると声はバスっぽくなくテノールっぽい(あるいは甲高い)ような気がしますがそういう先入観を
考えないとカールリヒター指揮のイエス様の歌手はゆっくりと諭すような感じがしてこれぞイエス様という気がします。

また私が大好きな台13曲アリアでソプラノが自分の心情を清らかに歌い上げる部分があります。
カールリヒター指揮のものは本当に清らかなイエス様を尊敬している人が歌っているという感じがしますが、FABIANは歌手が歌っているという感じがします。(ちょっとコブシのようなものが入っていますがもちろん上手ですし下手ではありません)

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