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2014年3月31日 (月)

謝肉祭

みなさん、こんばんは
最近シューマンの謝肉祭をよく聴きます。私は作曲の能力がないですがあればこういう情景なり人を表す曲を作っていたかもしれません。

謝肉祭はシューマンが女性(クララ以外の人)を好きになり残念ながらシューマンの思いは自爆に終わったそうです、謝肉祭はシューマンが好きだった女性であるエルネスティーネ・フォン・フリッケンの出身地アッシュ)のドイツ語表記「ASCH」を音名で表記した、《 As - C - H 》、《 A - Es - C - H 》(「ラ♭ - ド - シ」 、「ラ - ミ♭ - ド - シ」)の音列に基づいておりこれが主題になって曲が構成されています。

副題が4つの音符による面白い情景です。
個人的にはあまりこういう謎解きには興味はないのですが当時自分が恋いしている女性の出身地を音にして曲を構成するというのはよほど思いが強かったのでしょう。

バッハのようにフランス組曲を作って・・・
これは君のための曲だよ・・・といって結婚した例もあればベートーベンのようにエリーゼさんのために曲を作ってもフラれた人もいます。シューマンは彼女にフラれたというよりも彼女の父親の反対に遭ったようですね。

それぞれの曲は

1.Préambule. 前口上
2.Pierrot. ピエロ
3.Arlequin. 道化役者(アルルカン)
4.Valse noble. 高貴なワルツ
5.Eusebius. オイゼビウス
6.Florestan. フロレスタン
7.Coquette. コケット
8.Réplique. 返事(応答)
(Sphinxes. スフィンクス) これはシューマンの求愛に対する解答だそうでシューマンは演奏するに及ばないと注釈を入れているそうです。
9.Papillons. 蝶々
10.A.S.C.H. - S.C.H.A. (Lettres dansantes) 躍る文字
 
11.Chiarina. キアリーナ
12.Chopin. ショパン
13.Estrella. エストレラ
ヘ短調 Con affetto. - Piu presto. - Tempo I. 3/4
「エストレラ」とはエルネスティーネのことである。
14.Reconnaissance. 回り逢い(再会)
 
15.Pantalon et colombine. パンタロンとコロンビーヌ
 
16.Valse allemande ワルツ・アルマンド(ドイツ風ワルツ)
変イ長調 Molto vivace. 3/4
INTERMEZZO. (Paganini.) 間奏曲(パガニーニ)
17.Aveu. 告白
18.Promenade. プロムナード
19.Pause. 休憩(休息)
20.Marche des "Davidsbündler" contre les Philistin. フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進

イメージとしては公園のようなところで行われるイベントのようなものかもしれません。

その背景で当時子供でまだ恋愛相手ではなかった後のクララシューマンのこと(11の貴リアーナ)を表現したり当時シューマンが天才と評価したショパンについて表現したりしています。謝肉祭というかカーニバルの華やかで賑やかでカラフルな雰囲気の中でこれらの人と出会ったイメージ(私見ですが)です。そこにはシューマンの暖かな視線を感じてしまいます。全部は解説できませんがどれも素晴らしい曲です。

しばらくシューマンにハマりそうです。

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