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2014年10月 7日 (火)

ベートーベンの第九とシューマンの第四

みなさん、こんにちは
先日フェルトベングラー指揮のベートーベン第九とシューマンの第四のCDをゲットしました。第九は1951年、第四は1953年のライブです。

オケはベートーベンはベルリンフィルではなくバイロイト音楽祭のオケでシューマンはベルリンフィルです。前者はフェルトベングラーがバイロイト音楽祭で指揮をしたのだと思います。

私は不勉強であの有名で我が国ではなぜか年末に演奏されることが多い第九のことはあまりしりません。副題に喜びの歌とあるように歓喜に満ちた曲なのかと思うとこれを聴くととてもそうは思いません。曲全体はおどろどろしくデモーニッシュです。最終楽章に合唱がありこれは有名ですが歓喜の歌というよりもあの世の亡霊がなにか歌っているようなイメージです(私の感覚が変なのかもしれませんが)

ではこの曲を聴くのが嫌かというとそんなことはありません。第九は以前の当ブログでも書いたように何度聞いても有名どころの指揮者を聴いてもピンとこなかったのですがフェルトベングラーのこのバイロイト音楽祭のライブはけっこう刺さりますしこの演奏は好きです。

ではシューマンの第四はどうかというと・・・・

知らないとベートーベンの第九とシューマンの第四だとシューマンはおまけのようか感がありますし第九聴いたら

はい終わり

みたいな感じがしますがシューマンを侮ってはいけません。

シューマンは交響曲を4曲作曲しています。一般にシューマンはオーケストレーションは上手ではないといわれていますが私はどの曲も素晴らしいと思います。

交響曲というと格調高いようですがもともとは今で例えると映画を見に行って1本が終わり次の映画が始まるまでの幕間に流れる音楽という位置づけでしたがそれを完成させたのがベートーベンでした。

幕間の音楽ですから演奏時間は1時間ということはありえませんよね。当時は映画はなくオペラだったと思います。

音楽家はベートーベンのこの9個の交響曲を聴いて自分が新たに交響曲というジャンルの曲を作曲する場合はかなり悩むしプレッシャーがあるのではないかと思います。ブラームスの交響曲1番はいわばベートーベンの10番っぽいですがブラームスはこの1番を完成させるまでに相当の年月を要したそうです。これは目の前のベートーベンの交響曲があったからだと思います。

シューマンもこのベートーベンの交響曲の存在を十分に意識していたのだと思います。

シューマンの交響曲はベートーベンのそれに比べて演奏する機会やCDを見る機会は多くないと思いますが(多分興行的な意味だと思いますが)シューマンのクオリティーはベートーベンには劣りません。この4番は堂々しており良い演奏で聴き終わった後でも頭の中でリフレインしています。

シューマンの交響曲なんて・・・・ピアノ曲はいいと思うけど・・・

とお思いの方はシューマンの交響曲を是非お聴きすることをお勧めします。

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