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2018年1月20日 (土)

オペラ二題

みなさん、こんばんは
今日はフェイスブックフレンドのSさんが制作に関わっていらっしゃるオペラを鑑賞に行ってきました。

ジャンニスキッキ
ラ・ボエーム(ラ・ポエムだと思っていました)

ジャンニスキッキは相続をテーマにした喜劇で今回設定が凝っていてオープニングが日本のお葬式のような感じでした。着物を着た女性、黒いスーツを着た男性、亡くなったブオーゾドナーディが白い着物を着て頭に白い三角巾を付けてまるで日本の幽霊のようでした。相当な資産家らしくその相続に集まった親戚達は関心を持ちますが遺書で財産はすべて僧侶に寄付するということになりました。自分たちには一銭も入ってきません。その時の絶望感は筆舌に尽くしがたくその筆舌に尽くしがたい雰囲気をよく演じていました。このままだと財産は坊主に取られてしまうのでジャンニスキッキに相談しようということになりました。今で言うとコンサルタント(悪徳コンサルか?)のようなものだと思います。そこでまたブオーゾが亡くなったことは知られていないのでまだ生きていることにしてスキッキがドナディーになりすまして公証人に遺言を告げるという内容でこれを基にした喜劇です。スキッキが公証人にいう内容が遺言になるので親戚達は全部自分のものにしてくれたら金貨を上げるとささやきます。最初は順当にわけますが、キモになる財産は

ジャンヌスキッキ

に譲ると言いだし(ここだけ力強く声も大きく)親戚が激怒します。ところが法律で遺言をねつ造した場合は片腕を切り取られフィレンツェ(設定がフィレンツエ)追放になるので不満をいうとこれを出して脅して引っ込めさせます。

このオペラは私のお父さんという曲が有名でコンサートでよく歌われますが実際に歌うシーンを初めて見ました。

このシーンを見て

ひでーな

と思ったのですがこれはスキッキの娘のラウレッタとリヌッチョが結婚するための新居を用意したためで最後に

自分は地獄に墜ちるけど完全な私利私欲のためにやったわけではないので多少罪を緩めてくれることを期待するようなことをいっていました。

今でも遺言書は相続人達のトラブルを防ぐために公証人に書いてもらうと強力な力を発揮するなーと思いつつ今だと法定相続人が相続分を全部取り上げられることはなく遺留分というのがあるんだよなーなどと現実を考えながら観ていました。実際の相続のトラブルはドロドロしますがこういうトラブルは楽しいですね~

ラ・ボエームは鑑賞し終わった後少し勉強してみました。鑑賞が甘かったです。最初はミミとドロルフォーが出会い、順調に愛をはぐくむもののミミは不治の病で最後は命を落とします。この時の照明は印象的でしたがこれにマルチェッロとムゼッタの人騒がせな恋が絡みます。私はこの部分を中心にみていたのですがラ・ボエームはボヘミアン達という意味で若い芸術家の集まりを描いています。そこには今は家賃を払えないし暖房をするお金もないけれでも現実の世界から芸術の世界に移るとそこはパラダイス的な感覚を持っていたのだと思います。まだこのオペラは解説できるだけのものがないのでヘボイ解説モドキはこのくらいにしてコンサートでよく演奏される街を歩けばを劇中の中で初めて聴きました。なるほどああいうシーンなのか・・・・です。

今回のオペラは2本続けて鑑賞しましたが長いとは思いませんでしたし演奏は文句のつけようがなく満足しました。

Sさん良い作品を紹介して頂いてありがとうございました。

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